“V U C A の時代”私にとっての「いちばんの財産」とは

現代は、将来の予測がとても難しい“V U C A の時代”と言われています。
そんな不安の多い時代だからこそ、
今日は私にとっての「いちばんの財産」のお話をしてみようと思います。
■ 私にとっての財産は、目に見えないもの
私にとっての財産は、お金や物のような有形のものではありません。
それは、“絵を描くこと”という無形の資産です。
お金や物は、盗難や紛失、災害によって失われることがあります。
けれど、時間をかけて培ってきた知識や技術は決して消えません。
時間とともに深まり、誰にも奪われず、いつも自分の中にあります。
■ 無形の資産は、誰の中にもある
それは絵でなくても、音楽でも、料理でも、
空間を整える力でも、人を励ます力でも。
誰の中にも、その人だけが持つ「無形の資産」があると私は思います。
目に見えないけれど、長く人生を支えてくれる力。
それは時代が揺らぐほど、むしろ価値が増していくものだと思います。
その力は、どんな時も大丈夫と自分を励ましてくれるものです。
私の場合、それは“描くこと”。
紙と鉛筆が一枚あれば、
どんな状況でも、また静かに描き始めることができます。
もしすべてを失ってしまうようなことがあっても、
これさえあれば「またやっていける」と思える、
そんなふうに感じられるのです。
■ 無形の資産は、自分を守ってくれる
無形の資産は、どんな時もそっと自分を守ってくれるもの。
それはきっと、「自分を信じる力」そのものなのかもしれません。
ー不安になったときの心のよりどころ
ー年齢とともに深まっていく強さ
ー他の誰にも奪われない、自分だけのもの
無形の資産には、そんな不思議な力があります。
■ おわりに
お金ももちろん大切。
でも、長い目で見たときに私を支えてくれるのは、
やっぱり“自分で育ててきた無形の資産”だと感じています。
そしてきっと、読んでくださっている皆さんの中にも
それぞれの「失われない資産」があるはずです。
その小さな宝物を大切に育てていくことが、
これからの時代の幸せにつながっていくのかもしれないと
私は思います。











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