絵本「3びきのうさぎ」を書いたことについて
この物語は2017年7月にInstagramにPOSTした落書きが物語になりました。
物語の内容は、ある森に住む3びきのうさぎたちが、お互いの違いを認め合って、友達になる小さなお話です。
最初に鉛筆で描いた落書きのようなイラストを見たフォロワーさんたちが、この絵の続きが見たいとコメントしてくれました。それならばと次の日から7枚の連続したイラストをPOSTしました。その時のイラストは、鉛筆のラフスケッチのような感じでした。たまたま書いたお話でしたが、その2週間後、自分でもなかなかいいお話が書けたと思ったので、色付きの絵をつけようと、透明水彩と色鉛筆で絵を描き直しました。そして、それを再度、InsutagramにPOSTしました。さらにせっかく書いたので小さな冊子にしようと思いつきました。出来た冊子をminneやイベントなどで販売していました。
また、海外のフォロワーさんからは、私たちもお話を読みたいとコメントをいただいたりして、英語版を作ったりしました。私は英語を読むことはできるのですが、話したり、自分の言葉で表現することは出来ないので、海外に住んでいるネイティブのInstagramのフォロワーさんに翻訳を手伝ってもらいました。まず、私がインターネットの翻訳機を使って、日本語を英語に変換して、なんとなくおかしなところを自分で直し、それをネイティブの人に読んでもらって自然な英語に直してもらいました。
この英語版も冊子にして、アメリカやイギリスの人に販売しました。
2017年当時、アメリカはトランプ大統領が就任した年で、人種や格差などの分断が問題となって、アメリカ国内はもちろん世界は、その問題を深刻なこととして、連日ニュースで報道されていました。そんな時代の背景もあって、この「3びきのうさぎ」のお互いの違いを認め合って友達になるというテーマは、アメリカの方に素敵な話だと喜んでいただきました。
しばらく、そんな感じで自分で印刷して冊子にしていたものをminneやイベントで販売していました。
2019年になって、いしだ絵本から絵本として販売していただくようになりました。
現在は、いしだ絵本のサイトか、Amzonで販売しています。
2022年の今、世界はロシアのウクライナ侵攻の問題で揺れています。2017年の頃とはまた違う問題ですが、両方に共通するものは、自分と違う考えのものは排除するという考えが根本にあるように私は感じています。子供の喧嘩や、夫婦の揉め事、地域のトラブル、戦争、紛争そういった世界中の大小さまざまな問題の根本は、自分と違う考えの相手を懲らしめるとか、自分の考えを通し相手を自分の考える通りにする、とか、そういったことなのではないかとよく思います。自分もよし、相手もよし、お互いの違いはそれぞれ認めつつ、歩み寄って仲良く暮らす世界になればいいのにといつも思っています。
絵本 アマゾンで販売中「3びきのうさぎ」
https://www.amazon.co.jp/dp/4909939105/ref=as_li_ss_tl?ref=myi_title_dp&linkCode=sl1&tag=ishidaehon-22&linkId=3c7d80c1a8d2301507541eb4086e33e0&language=ja_JP
https://p-books.jp/ehons/ehon/bn0111/
絵本 アマゾンで販売中「うさぎの親子」
https://www.amazon.co.jp/dp/4909939792/ref=as_li_ss_tl?ref=myi_title_dp&linkCode=sl1&tag=ishidaehon-22&linkId=201f63c95e15970fd2d563b6f144c4ac&language=ja_JP
https://p-books.jp/ehons/ehon/bn0180/
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